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『通関士試験の試験日っていつだろう。今から勉強して間に合うのかな』と気になって調べている方も多いはずです。
結論から言うと、通関士試験は年に1回、10月上旬の日曜日に行われます。第60回(令和8年)は10月4日(日)に実施され、合格発表は11月10日(火)の予定です。
この記事では、申込みから合格証書が届くまでの日程と、試験日から逆算した「いつ何をするか」の表をまとめています。
通関士試験の試験日はいつ?第60回(令和8年)の日程
第60回(令和8年)の通関士試験は10月4日(日)に行われました。申込みは7月21日から8月4日まで、合格発表は11月10日(火)の予定です。年度ごとの正式な日程は、受ける年の受験案内で確かめてください。
まずは、第60回の受験案内に載っている日程を1枚の表にしておきますね。
申込みから合格証書が届くまで、だいたい5か月ほどの流れです。
| 項目 | 第60回(令和8年)の日程 |
|---|---|
| 試験の公告 | 7月1日 |
| 受験申込みの受付(書面) | 7月21日(火)から8月4日(火)まで。郵送は8月4日の消印まで有効 |
| NACCSでの出願 | 7月21日の午前10時から8月4日の午後5時まで(土日も可) |
| 受験票が届かない時の連絡の目安 | 8月25日までに届かなければ提出先の税関へ |
| 試験日 | 10月4日(日) |
| 合格発表(税関ホームページ) | 11月10日(火)に合格者の受験番号を掲載 |
| 官報への掲載 | 11月20日(金)に合格者の受験番号を掲載 |
| 合格証書 | 郵送。12月4日(金)までに届かなければ税関の通関業監督官へ |
出典は税関の第60回通関士試験(令和8年)のページと受験案内PDFです。
今日は第60回の試験が終わり、合格発表を待っている時期にあたります。
試験を受けた方は、11月10日に税関ホームページを開いてみてください!
郵送は「消印有効」でも早めに出す
郵送の締切は8月4日の消印有効です。
ただ、受験案内では「できる限り7月31日頃までに発送」するよう呼びかけています。
締切日の夕方に郵便局へ行って、窓口の受付時間に間に合わないケースです。願書の準備は7月中に終わらせておきましょう。
申込期間の前にそろえておく物
申込期間は約2週間と短いので、受付が始まる前に準備を進めておくと落ち着いて出願できます。
第60回の受験案内では、書面で出す場合の準備は次のようなものでした。
| 準備するもの | ポイント |
|---|---|
| 受験願書 | 税関ホームページからExcel形式でダウンロードできる |
| 受験票 | 税関の各官署等で入手し、写真を貼る |
| 写真 | 縦4cm×横3cm、無背景・無帽・正面上半身、1年以内に撮影、裏面に氏名 |
| 受験手数料 | 書面は収入印紙で納付。NACCSで出願する時は電子納付 |
| 科目免除の書類 | 免除を申請する人だけ。受験願書と一緒に出す |
『写真くらい直前でいいか』と思っていると、意外と撮りに行く時間が取れないものです。
7月に入ったら写真の撮影と受験票の入手を先に済ませておきましょう。
出願の細かい手順は、通関士試験の申込み方法と費用で郵送とNACCSに分けて紹介しています。
通関士試験の受験日は毎年いつごろ?
通関士の受験日は、ここ数年はずっと10月の第1日曜日あたりです。
第58回は令和6年10月6日(日)、第59回は令和7年10月5日(日)、第60回は令和8年10月4日(日)でした。
『来年もこのくらいの日程かな』と予想したくなりますよね。
ただ、次の第61回(令和9年)の日程はまだ発表されていません。決まった日付は、公告と受験案内が出てから確かめるのが確実です。
毎年の通関士試験スケジュールはどう動く?
第59回と第60回の日程を並べると、毎年の流れがよく見えてきます。
| 段階 | 第59回(令和7年) | 第60回(令和8年) |
|---|---|---|
| 公告 | 7月1日 | 7月1日 |
| 申込みの受付 | 7月22日から8月5日まで | 7月21日から8月4日まで |
| 試験日 | 10月5日(日) | 10月4日(日) |
| 合格発表 | 11月11日(火) | 11月10日(火) |
並べてみると、公告が7月1日、申込みが7月下旬から8月上旬、試験が10月上旬、合格発表が11月中旬という順番は同じです。
通関士試験のスケジュールは「夏に申し込んで、秋に受けて、冬の入り口で結果が出る」と覚えておくと分かりやすいですよ!
第61回(令和9年)の日程は、この記事を書いている時点では未発表です。例年7月ごろに税関ホームページで公告と受験案内が出るので、6月の終わりごろから税関の通関士試験のページをこまめに開いてみてください。
夏の予定と申込期間が重なりやすい
申込みの受付は7月下旬から8月上旬です。ちょうど夏休みや帰省の予定を立てる時期と重なりますよね。
『旅行から帰ってから出せばいいや』と後回しにすると、締切に間に合わないことがあります。
| こんな予定がある時 | 先にやっておくこと |
|---|---|
| 8月上旬に旅行や帰省がある | 7月中に郵送で出してしまう |
| 仕事の繁忙期と重なる | 受付初日にNACCSで出願できるよう準備する |
| 写真を撮る時間が取りにくい | 7月の前半に撮っておく |
| 免除の証明書を会社に頼む | 公告が出たらすぐ会社に相談する |
NACCSでの出願は土日も受け付けていますが、受験票は書面で出す必要があります。ネットだけで全部が終わるわけではない点も覚えておきましょう。
試験は年1回だけ
通関士試験は、昭和42年から毎年1回行われている試験です(カスタムスアンサー8002)。
春と秋の2回チャンスがある資格もありますが、通関士は年に1回きりなんです。
試験日を1回逃すと、次は1年後になります。だからこそ、日程を早めに押さえておく意味があります。
試験の科目や合格基準の全体像は、通関士試験とは?科目・日程・合格基準の全体像で詳しく見ています。
試験日から逆算する「いつ何をするか」の表
ここが大事なところです。
日程を知っただけでは、勉強も手続も進みません。試験日から逆算して、時期ごとにやることを並べておくと迷いにくくなります。
通関ドットコム編集部で、第60回の日程を基準に「時期×やること」を表にしました。
| 時期の目安 | 手続でやること | 勉強でやること |
|---|---|---|
| 前年の11月から春 | 合格発表の結果を見て、次の受験を決める | 教材をそろえ、3科目の進め方を決める |
| 6月の終わりごろ | 税関ホームページで公告と受験案内を待つ | 法律の科目をひと通り終える目安にする |
| 7月1日ごろ | 受験案内を読み、願書と受験票の写真を準備する | 過去問を年度ごとに解き始める |
| 7月下旬から8月上旬 | 書面かNACCSで出願する | 通関実務の計算問題を時間を計って解く |
| 8月下旬 | 受験票が届いたか確かめる。会場を調べる | 申告書の問題を繰り返す |
| 9月 | 電卓や時計など持ち物をそろえる | 苦手な分野だけを見直す |
| 10月上旬の日曜日 | 試験を受ける | 試験後に正答の公表を待つ |
| 11月中旬 | 税関ホームページで合格発表を見る | 結果を見て次の動きを決める |
『勉強だけしていれば大丈夫』と思いがちですが、手続の締切も同じくらい大事です。
申込期間はおよそ2週間しかありません。勉強に集中しているうちに締切が過ぎていた、ということも起こり得ます。

勉強を始める時期はどう考える?
勉強時間の目安は、すでに持っている知識や仕事の経験で大きく変わります。
だから「何か月あれば受かる」とは言い切れません。
おすすめは、試験日をゴールにして、3科目を終える順番から決めるやり方です。
- 次の試験日を「10月上旬の日曜日」として仮に置く
- 申込期間の7月下旬から8月上旬に、手続のための時間を空けておく
- 法律の2科目と通関実務を、どの月までに一巡させるか決める
- 8月から9月は過去問と計算問題に使う時間として残しておく
- 公告が出たら、仮の日付を正式な日程に置き換える
週ごとの勉強の割り振り方は、働きながら通関士を目指す|社会人の学習時間の作り方で具体的に紹介しています。
独学で進めるか、講座を使うか
逆算の表を作ってみると『この時期までにここまで終わるかな』と不安が出てくることもありますよね。
独学で十分に進められる人もいます。法律の文章を読むのに慣れていて、自分で計画を守れる人は、市販の問題集と過去問だけで進める方法も十分ありです。
一方で、次のような場面では講座が役に立ちます。
- 通関実務の計算問題や申告書の問題で、解き方の解説がほしい
- 法改正の情報を自分で追いかけるのが大変だと感じる
- 仕事が忙しく、勉強時間が限られている
- 分からないところを質問できる相手がいない
どちらが合うかの考え方は通関士は独学で合格できる?独学の進め方と講座を使うと楽な人で比べています。
勉強の進め方に迷ったら、講座の資料を取り寄せて、カリキュラムと試験日までの日程が合うか比べてみるのも一つの方法です。
講座の選び方は通関士の講座・スクールの選び方で、通信・通学・オンラインを並べて紹介しています。
通関ドットコム
通関士を目指すなら、講座を比べてみませんか
実務の申告書問題や計算問題の解説、法改正への対応など、独学では用意しにくい部分だけでも講座を使うと準備が進めやすくなります。学び方の比べ方と、資料請求で講座を選ぶ時のチェックポイントをまとめました。
講座の選び方通関士の講座の選び方を見る当サイト内の解説ページに移動します。講座の内容・料金・受講期間は各講座の公式案内でご確認ください。
試験当日のスケジュールと時間割
試験日の1日の流れも、先に知っておくと安心です。
第60回の時間割は、次のとおりでした。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 9:00まで | 集合(試験開始の30分前) |
| 9:30から10:20(50分) | 通関業法 |
| 11:00から12:40(100分) | 関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法 |
| 13:50から15:30(100分) | 通関書類の作成要領その他通関手続の実務 |
各科目の開始15分前からは、注意事項の説明があります。
1日で3科目を受けるので、朝から夕方まで長丁場なんです。
- 受験票
- HBかBの黒鉛筆・シャープペンシル、プラスチック消しゴム
- 電卓(通関実務の時間だけ使える)
- 時計(通信や計算の機能がないもの)
- ひざ掛けやハンカチなど、長時間座るための物
試験場に時計がない場合もあるので、腕時計は持って行っておきましょう。
スマートウォッチなどは使えません。
当日の朝はこう動くと慌てない
集合は午前9時までです。会場の場所によっては、家を出る時間がかなり早くなる方もいますよね。
例えば、こんな順番で動くと慌てずに済みます。
- 前日の夜に受験票・筆記用具・電卓・時計をかばんに入れる
- 会場までの経路と所要時間を前日にもう一度調べておく
- 集合時刻より前に着くように家を出る
- 会場に着いたら席を確かめ、トイレの場所を見ておく
- 注意事項の説明が始まるまでに机の上を整える
科目の間の休み時間は、次の科目の要点メモを見返す時間に使えます。
昼休みは12時40分から13時50分までと少し長めなので、午後の通関実務に備えて軽く食事をとっておきましょう。
途中で退出できない時間がある
試験が始まってから30分と、終わる前の10分は退出できません。
水分補給は、ペットボトルの飲み物を足元に置く形なら認められています。
使える電卓の条件はやや細かいので、通関士試験の電卓と持ち物で確かめておいてください。
受験できる地域と申込先の税関は、通関士試験の試験地と会場にまとめています。
会場は税関ホームページに掲載され、受験票でも知らされます。受験票に書かれた会場と違う場所では受験できません。
合格発表から通関士として働くまでの日程
試験が終わったあとにも、大事な日付がいくつかあります。
『合格したらすぐに通関士を名乗れるの?』と思う方もいますよね。
実は、合格しただけでは通関士として働けません。勤め先の通関業者が申請して、財務大臣の「確認」を受ける必要があります(通関業法第31条)。
- 試験のあと、税関ホームページで正答と配点の公表を待つ
- 11月中旬の合格発表で、税関ホームページの受験番号を確かめる
- 11月下旬に、官報にも合格者の受験番号が載る
- 官報の掲載後、受験地の税関から合格証書が郵送で届く
- 通関業者に勤め、会社の申請で財務大臣の確認を受ける

合格発表は、税関の各官署での掲示はしていません。税関ホームページと官報で確かめる形です。
合格発表の見方や合格基準は通関士試験の合格発表と合格基準で、正答を使った自己採点の手順は通関士試験の正答と自己採点で紹介しています。
合格基準は発表の時に公表される
合格基準は事前には公表されず、合格発表の時に公表されます。
3科目すべてで合格基準を満たす必要があります。
第59回は3科目とも満点の60%以上でした。第58回は通関業法が60%以上、関税法等が55%以上、通関実務が60%以上です。回によって変わることがあるので、受けた回の発表で確かめてください。
よくある相談:試験日まわりの悩みに答えます
試験日について、Yahoo!知恵袋でよく見かける相談を要約して答えていきます。
試験日に外せない予定がある時は?
『試験日にどうしても動かせない予定が入ってしまった。別の日に受けられないの?』という相談があります。
残念ながら、通関士試験は年に1回で、試験日は全国同じ日です。別の日に受け直す仕組みは受験案内に書かれていません。
その年は見送って、次の年の試験に向けて準備するのが現実的です。
なお、受験しなかった場合も受験手数料は戻りません(通関業法第26条第2項)。予定が重なりそうなら、申し込む前に考えておきましょう。
今からでも今年の試験に間に合う?
『独学だとどのくらい勉強時間がいるの?今年はもう間に合わない?』という相談も多く読まれています。
必要な勉強時間は、人によって大きく違います。貿易の仕事をしている人と、初めて法律を読む人では、出発点が違うからです。
まずは試験日までの残りの週を数えて、3科目を一巡できるかを紙に書き出してみてください。
一巡が難しそうなら、今年は「申込みと試験の流れを体験する年」と割り切り、翌年の合格を目標にする考え方もあります。
時間の見積もり方は通関士の勉強時間の目安|試験日から逆算する学習スケジュールで詳しく扱っています。
マークシートの書き方が不安
『受験番号をマークする時、先頭の0も塗るの?』という細かい相談もありました。
記入のしかたは、当日の注意事項の説明と問題用紙の注意書きで案内されます。各科目の開始15分前から説明があるので、そこでしっかり聞いておきましょう。
受験番号が見つからなかった
合格発表で自分の番号が見つからず、次の年に向けて気持ちを切り替えたいという相談も見かけます。
試験のあとに正答と配点が公表されるので、科目ごとの得点を出して、どの科目で落としたかを見ておくのがおすすめです。
合格には3科目すべてで基準を満たす必要があります。どの科目が足りなかったかが分かれば、次の1年の時間配分が決めやすくなります。
よくある質問
通関士試験の試験日は毎年いつですか?
ここ数年は10月上旬の日曜日です。第58回は10月6日、第59回は10月5日、第60回は10月4日でした。次の年の日付は、7月ごろに出る公告と受験案内で確かめてください。
通関士試験の申込期間はどのくらいですか?
第60回は7月21日から8月4日までで、およそ2週間です。郵送は消印有効ですが、受験案内ではできる限り7月31日頃までの発送を呼びかけています。
合格発表はどこで見られますか?
税関ホームページに合格者の受験番号が掲載され、その後に官報にも掲載されます。税関の各官署での掲示はありません。
第61回(令和9年)の試験日は決まっていますか?
この記事の時点では未発表です。例年7月ごろに税関ホームページで公告と受験案内が出るので、その時期に確かめてください。
土日でも出願の手続はできますか?
第60回では、NACCSでの出願は申込期間中の土日も受け付けていました。ただし受験票は書面で提出が必要なので、その準備も合わせて進めてください。
まとめ
- 通関士試験は年1回、10月上旬の日曜日に行われる
- 第60回(令和8年)は10月4日実施、合格発表は11月10日の予定
- 申込みは7月下旬から8月上旬の約2週間。郵送は早めに出す
- 試験日から逆算して、手続と勉強の予定を一緒に立てておく
- 合格後は通関業者の申請で財務大臣の確認を受けて通関士になる





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